フルメタル・パニック!The Second Raid

昨日・一昨日と時間をかけて観ました。
全13話。


感想


すんご〜く面白かった!!(´▽`)




〜以下ネタバレありです!!〜



フルメタル・パニック!The Second Raidは、フルメタル・パニック! フルメタル・パニック?ふもっふの続編なのですが、久々に観た迫力ある戦闘アニメでした。
時系列がいまいちはっきりしませんが、ふもっふ?とどちらが先の話なんでしょうか?
ふもっふ?の宗介の馬鹿っぷりを見ると、それよりも前の時間の話なのかなぁと思うのですが、んー分からん。
制作はふもっふ?に引き続き京都アニメーションで、背景がとても綺麗。
かなめと宗介が陸橋の上で語り合うシーンの背景はこれまで観たアニメの中でも1、2を争うほど素敵な色使いをしてくれていました。
↓こんな感じ

このシーンの雰囲気も相まって記憶に残る一場面となりました。
あと綺麗だったのは最終話、宗介が自分の進むべき方向を見出し朝日が昇る一連のシーンと、ラムダ・ドライバを最後に使用したシーンですかね。


戦闘シーンの話になりますが、緊張感、スピード感がビンビン伝わってくるあっつい構図・演出でした!!
ASによる戦闘も然ることながら、僕としては生身の人間の戦闘シーンのしなやかさに燃えました!
特にユイランとマオ姉の戦闘!無駄のないスリリングな戦い方が良かったです。そして、作画レベルが高いので一層燃えました!
戦闘シーンのあるアニメにおいて作画は命だと思いました。


個々のキャラクターが内に抱く悩みや葛藤が丁寧に表現されているところも良かったです。
個人的にはキャラクターの心を奥深く掘り下げるような作品が好きなので。
人間が何らかの行動を起こす裏には必ず何かしらの動機があって、その動機は過去の経験に基づいて形成されている事を考えると、話の中でその過去だとか動機形成過程をきちんと描いてくれないと不満なんですよね。
それがないとどうしても「ん??」って思ってしまいます。
宗介が東京から消えた後のかなめは見ごたえがありました。雨でずぶ濡れになりボロボロになりみじめに戦うかなめはカッコ良かったし、その必死な姿からは生を感じられました。


許せないのはガウルン
まさかこいつがユイファン、ユイランみたいな美女と生活していたなんて!
しかもお世話して貰っていたなんて・・・許せねぇ(╬◣д◢)
俺にその立場だけ譲れ!!
俺なら二人を戦闘に出すなんてことはしないで、一生二人と暮らす!平穏無事に暮らす!!
ガウルンのバーロー!!
                             バーロー!!
                                   バーロー!! バーロー!!....


6話でデスノートのパロが出てきた時、これ絶対山本演出だろ〜?と思っていたら、案の定テロップに演出:山本寛とありました。
パロ系演出の代名詞が山本演出となる日も近いのかもしれません(笑
ハルヒの「ミステリックサイン」の回でカマドウマのシーンがパロった部分(こちらの演出は石立太一さんですが)も最終話にしっかり描かれていましたので見せて貰いましたよ(笑


完成度の非常に高い作品で、5段階評価で成績を付けるなら間違いなく5を与えたい作品。
僕のDVDコレクション(将来の)に是非加えたいと思いました(^^)