苺ましまろ

やっと観ました!
とりあえず3話まで観ましたが、僕的に大絶賛です!
作画、演出、脚本、音響どれをとっても素晴らしい!
シュールなギャグをかなりのテンポで連発する脱力系アニメなのですが、
観ていて感じたことが沢山あります。
この作品、各話のテーマが全くと言っていいほどありません。
テーマを立てずに話を構成することが、新鮮な感覚を維持することに成功しています。
この手のギャグアニメを作る上で評価できる要素が沢山あります。

  • 画面を切り替えるべき時、きちんと切り替えている。
  • 間をとるべきとき、きちんと取れている。(実はもう少し長くとってもいいと思えるところもあり)
  • BGMを極力使わないことで、淡々としたリズムを維持して苺ましまろのシュールな世界観を見事に表現している。
  • 画面構成素晴らしい。画面に入れるキャラクターの選択のセンスがいい。
  • 台詞回しが軽快。
  • 話題の転換が軽快。

今、思いつくだけでもこれだけあります。


おそらく苺ましまろで一番重要なポジションは美羽ちゃんです。
超自己中心的な美羽ちゃんのおかげで軽快な話題の転換が行えている気がします。
例を挙げると、2話か3話で、茉莉ちゃんが苦し紛れに「アナゴの太巻き」という単語を発する場面があります。
つまらない(僕には合わない)ギャグアニメは、このようなオイシイ単語に大抵食いつき、それに関して何らかの話が展開されます。しかし、苺ましまろにおいては美羽ちゃんが見事にその発言を流し、話題を転換してしまうのです。(見るとこ変かな笑
千佳ちゃんはボケ、ツッコミは両刀。
アナちゃんは、ボケ専門。
茉莉ちゃんは天然ボケ系で、信恵さんはどういう位置づけなんでしょうか。
2人とも話をつなぐ役割かな?
よく分かりませんでした。


OP、EDの作詞は、GENEONではもう常連のくまのきよみさんです。
曲もリズムが良くて結構好きです。
今クールで僕的に一番気に入っています。
須らく見よ。