空の境界 第一章「俯瞰風景」試写会に行って来ました

空の境界



今日の夕方6:30から上映開始だったので、15分前に着こうと思って行ったら、道に迷った(汗
会場には丁度着いたか、1分程遅れてしまいました。
六本木一丁目で下車して、スペイン大使館を目指して進んでいたら、実はてんで違う方向に歩いていたり、アークヒルズの中に迷い込んでしまったり。
地図にある細い道と、アークヒルズへの進入口を勘違いしてしまったみたい。
試写会に来場していた他の方々や、ソニーの社員さんに迷惑をかけてしまいました。
本当に申し訳ないです。


遅れたため当然席は一番端っこ・・・。真ん中で見たかった。


以下たぶんネタバレを含まない感想
原作未読、前情報なし、しかも事もあろうに予習もせずに見に行ってしまった僕です。
作品の時代設定や、場所設定はもちろん知らなかったのですが、前もって知らなくても全然大丈夫。また、キャラクターの性格や特徴、人物関係も話の中ですぐに掴むことができます。但し、主人公「両儀式」の所属する組織の名前や目的が一切出てこなかったので、それは帰ってからホームページを確かめるまで分かりませんでした(個人的には二章以降で徐々に分かればいいやと思っていました)。
それと、月姫と世界観を共有しているため、月姫を見ていないと(プレイしていないと)、直死の魔眼の描写なんかが分からないかもしれないです。
キャラクターの名前(蒼崎や、志貴と式)に共通している部分があったり、月姫遠野志貴を演じた鈴村健一さんが、似たような見た目の黒桐幹也を演じていたりしたのがとても気になりました(ただ、制作会社と配給会社が真月譚 月姫とは違うので、偶然である可能性は否めない)。


話はかなりホラーというか、ミステリー?サスペンス?で、心臓の弱い方は注意が必要です(笑)正直、描写や演出にかなりびびってしまいました。ぶはははwと爆笑してしまうようなギャグはないですよ(あったら困るw)。
背景の色使いや、静と動を実に上手く描き分ける演出から、静かな中にどことなく狂気の漂った作品の雰囲気が伝わってきました。
スピーディーなアクションシーンが日常の静けさをまた上手く引き立てていました。
計算されたシナリオは、単に響きのいい台詞が並べられるのではなく、「自殺」というものに対する作者なりの見方が表されていた気がします。
エンドテロップに「クレイアニメ」と書かれていましたが、クレイアニメがどこに使用されていたのか僕には分かりませんでした。
ufotableといえばクレイアニメだし、どこかしら使われているのは間違いないはずなのですが。


月姫が好きな方には是非お勧め。
次回が楽しみなのと、小説が読んでみたくなりました。

空の境界 下 (講談社ノベルス)

空の境界 下 (講談社ノベルス)