らき☆すた 第01話「つっぱしる女」

分かりやすい面白さ(視覚的な面白さとか、萌え描写とか)が持て囃される昨今、そういう要素で勝負を挑まず、ひたすら女生徒同士の会話が繰り広げられるという奇抜な作品。あまり流行らなそう。
会話の内容には特にこれといった新鮮さがあるわけでもなく、僕らが普通にしてそうな会話(もしかしたら、僕の周りが変な話ばかりしているのかもしれないが)。コロネパンはどっちから食べる?とか、牛タンは裏返して焼く?とか。
・・・とすると、実は話よりも萌え要素で勝負しているようにも思えてくるな。
美水かがみさんの4コマで笑ったことのない人には、原作の持つ雰囲気を大切にする京アニだからこそ、やっぱり笑えない作品になってしまっていると思う。
ただ、怪物くんのパロに始まるOPは秀逸で、ノリのいいラップに合わせキャラクターがハイテンションに踊りまくりで笑ったw
神前暁さんの曲はやはり神がかっている。その時代の求めるものを理解していて、それを提供してくれる。アイマスといい、ハルヒの劇判andライブアライブの2曲といい。Key系作品のBGMを担当する折戸さんに続き、作品の中での音楽の重要性を理解させてくれる人です。
EDはこなた達がカラオケで歌うって感じのものだったけど、あれがずっと続くのかな??そうだとしたらかなり斬新的なものになっとる!
今回一番面白かったのはらっきー☆ちゃんねるのコーナーかな。今野宏美さんの声マジ萌えだわ。腹黒いのは無しねww
次回も見てみます。山本監督が何を考えながら作品を作ってるのか知りたいし。
京アニらき☆すたを少ない労力で作って、裏で何か他のアニメに力を割いてる予感がするなぁ。