インフルエンザに罹った

この時期になると毎年インフルエンザという厄介な病気が流行り出します。
大気中のウィルスが増えるのか、冬は抵抗力が落ちやすいのかは良く分かりませんが、よりにもよってこの時期なのです。大学の期末試験、入学試験、これ以上休みをとったら単位が来ないという科目もあるでしょう。
このような大切な追い込みの時期・・・と言うにはまだ少し早いですが、今週の月曜日〜水曜日までインフルエンザに罹ってしまいました。
熱は39度くらい出ました。
僕は風邪やインフルエンザに対して病院に行った事がありません。
(一度だけ5日間寝て治らなかった時に折れた事がありますが、それは肺炎でした。)
毎回布団を3、4重に重ね、ひたすら体を温め、汗をたっぷりかき、水分を補給し続け、自然治癒力で治しています。風邪薬は飲んだり飲まなかったりです。対症療法でしかないですから。
そうすると3日くらいで治ります。
だから、僕的には39度くらい出てくれた方がむしろ嬉しいですf^^;


病気の間はひたすら横になって寝ているため手持ち無沙汰です。
そんな時には、音楽を聞いたりラジオを聞いたりします。
僕のコンポはMD6枚、CD5枚入るものなので、全部セットしてしまえば後は流しっぱなし。
だから、今回聞いたCDと、そのCDが病気に対していかなる効果を示したかを簡潔に書いてみようと思います。


まず、トトロ塚過激団のテーマ。

檄!帝国華撃団

檄!帝国華撃団

上の商品ではございません。僕の高校の演劇部のテーマソングです。
歌詞のみアレンジされております。
頭痛のガンガンする頭に追い討ちをかけてくれました。さすが漢衆よ。


次は、普段から聴いているKanonAirピアノアレンジアルバム Re-feel

Re-feel ~Kanon/AIR Piano Arrange Album~

Re-feel ~Kanon/AIR Piano Arrange Album~

これは非常に効果がありました。額からこめかみにかけて濡れタオルを置いて聞いていると、心が落ち着いて、痛みを忘れさせてくれます。


次は、最近余り聴かなくなってきていた堀江由衣のskyというアルバム。

sky (初回)

sky (初回)

ほっちゃんファンとしては驚くべき発見でした。
な、な、なんと、めっちゃくっちゃ、頭が、痛く、なります!!39度近く出たら是非ご試しあれ。
普通に聴けばめちゃめちゃいい曲ばかりが揃っていると思われるこのCDは、殆どの曲に(バスドラムというのでしょうか)「ドン、ドン」って感じの音が使われ、ベースが「ズーン、ズーン」と強めの低音出していて、そのダブル低音が頭にズッキズッキくる訳です。特にベースですが。絶えられなくなって途中でCDをchangeしました。
じ〜くゆい〜。。


お次もほっちゃん嘘つきアリスとくじら号をめぐる冒険

嘘つきアリスとくじら号をめぐる冒険(初回限定盤)

嘘つきアリスとくじら号をめぐる冒険(初回限定盤)

概ね気持ちよく聴けたと思います。重低音の強いものもありましたが数曲です。スクランブルは曲の開始にびっくりするので注意です。やっぱり、skyの重低音は他のアルバムよりも強い気が。


次もほっちゃん、黒猫と月気球をめぐる冒険。

黒猫と月気球をめぐる冒険

黒猫と月気球をめぐる冒険

僕がほっちゃんの中で一番好きなアルバムだけあって気持ちよく聴けました。
好きさが頭痛を凌駕している可能性のため全く参考にならないと思います。
ちなみにLove Destinyに対して特別な感情を抱いてはいません。このアルバムの中だと個人的には一番下にランクインするかも。


次はクラシック、BACH BEST。
イメージは存在しませんでした。
流石寝る前にかける曲として作られただけのことはあります。脳を揺さぶる破壊力はありません。とても静かに聴くことが出来ました。
特におすすめなのは管弦楽組曲第三番、通称G線上のアリア。体のリズムを整えるには持って来いの曲です。本当に疲れている時に聞けばきっと理解してもらえるでしょう。


次もクラシック、Ludwig van Beethoven
イメージは存在しませんでした。よく見てみたらNOT FOR SALEと。先輩からの借り物です。
このCDは今回初めて聴きました。そうしたら、曲の荒々しさ、激しさにびっくり!!CDの構成はEroica、Emperor、Moonlight、Für Elise、Romance、Choralという感じになっているのですが、Choral(いわゆる第九というやつです)でいきなり人の声が入り出すし、曲調も今までとは比べ物にならない程強くなるしで、正直CDを変えようかと思いました。まぁ、でも最初だし、最後まで聴いてしまえというノリで最後まで聴いたのですが、この曲は病床の身にはお勧めは出来ませんねぇ。Moonlight、Für Eliseはピアノ単体での落ち着いた曲なので聴き易かったと思います。


次は最初に戻ってKanonのアレンジサントラrecollectionsです。

Kanon Arrange best album 「recollections」

Kanon Arrange best album 「recollections」

アレンジサントラですが、最初に紹介したものとは異なりピアノアレンジではありません。
落ち着いた曲調の中で(the fox and grapesだけがビートの強めの曲)、曲の持つイメージを最大限聴き手に伝えてきます。よくある、「名曲、名曲とみんなが言うから聴いてみた。なんだか、荘厳な感じは伝わってきたけど具体的なイメージが沸かない」みたいな曲とは別格です。
Kanonの事を全く知らなくても2、3回聴けば確実にその人なりのイメージを具体的に持てるはずです。この曲たちを聴いて、雪の降り積もる様子や、大自然の壮大なイメージ、夜の校舎、夕焼けの街並みを思い浮かべない人がいるだろうか。タイトルはオリジナルそのままなので、アレンジ後の曲から受け取るイメージに正解・不正解はありません。オリジナル曲では表現しきれなかった部分も表現しつつ、アレンジによって同一の曲から違ったイメージをも表現していて、オリジナルとは相補的な関係にあるCDです。
なんか、熱が入りすぎてCD紹介みたいになっちゃいましたけど、病気の時でもばっちり聴けます。


次はaikoのアルバム桜の木の下

桜の木の下(SACDハイブリット盤)

桜の木の下(SACDハイブリット盤)

これはかなり体調が良くなってから聴いた気がするので参考にはなりませんが。
普通に聞けました。


最後はジャズです。John ColtraneのアルバムSoultrane。

Soultrane

Soultrane

これも気持ちよく聴けたと思いまする。



全部書いたらかなりの量になってしまいました。最後の方が結構適当になってしまいましたが許してください。語尾が貴族なのも許してください。疲れましたし、インフルエンザの再発か、寒気やら、腰の痛みやらが襲ってきています。
では、お休みなさい。


追記:最終的に39度8分まで出ましたが、そのくらいまで上がると聴ける音楽はなくなりました。無音を好むようになります。