鳥の詩が…
AIRの主題歌「鳥の詩」が盗作された可能性があるみたいです。
AIRを知らない方のために少し説明しますと、AIRというのはKeyというゲーム会社が出しているゲームのタイトルです。感動の物語です。一般には恋愛シュミレーションに分類されますが、物語は「恋愛」よりむしろ「家族愛」を中心に展開します*1。秋葉文化だけにみられる家族愛をフィーチャーした物語や、秋葉文化ではあまり描かれない強い女性像というものが描かれている点など秀作と呼べる点を沢山もっています。
- 出版社/メーカー: インターチャネル
- 発売日: 2002/08/08
- メディア: Video Game
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事件について僕が読んだものをまとめますと以下のようになります。
八月に、永邦(ヨン・バン)というアーティストが"真愛珍愛 風行珍藏版"というアルバムを台湾のレコード会社からリリースした。その中のトラック14「melody」という曲が、あからさまにAIRのオープニング「鳥の詩」の盗作だった。しかし、楽曲を提供した、というかパクった本人は台湾人ではなく、シンガポール人だった。
ここから、事件のまとめページに行けます→http://www.geocities.jp/sitappa1goh/
視聴できるところがあるようなので早速聞いてみました。
ポロンポロンポロンポロン・・・・ポロンポロンポロンポロン.....
・・・盗作だ、うん。
ピアノアレンジされていましたが、明らかに鳥の詩の冒頭部分でした。
最後まで聴きましたが、これは間違いなくAIRの鳥の詩です。
杉田かおるのではありません。
音が外れているところはあっても、アレンジしたと感じさせるところは一つもありませんでした。
Keyは同人誌や同人グッズなど営利目的ではない二次創作は認めているのですが、このCDは商業目的で販売されてるわけで・・・。
この先どうなるんでしょうか。気になりますね。
ここのサイトからのパクリ疑惑も浮上しているらしいのですが、真偽は分かりません。→http://www2s.biglobe.ne.jp/~aitukiyo/index2.htm
正直、僕自身まだ事件について詳しく分かっていないので、あまり突っ込んだことは言えません。
興味を持った方は調べてみてください。
ただ当然のことですが、この人が盗作をしたからといって、「台湾人はマジ許せねー」とか「シンガポール人はマジ許せねー」とかひと括りに扱うのはいけないと思います。
国民が全員そういう人じゃありませんよ。
そういう人がたまにいるので、台湾の鍵っ子はかなり困っている模様です。
あ、あと、海賊版追放のポーズっていうのがあるみたいですね。
親指、人差し指、中指を立ててピースみたいに構えているキャラクターが某巨大掲示板に沢山書き込まれていたので笑いました。
ちゃんと観鈴ちんもやってましたよ。
Re-feel ~Kanon/AIR Piano Arrange Album~
- 出版社/メーカー: Key Sounds Label
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*1:家族内恋愛があるわけではないので注意