一昨日中野ブロードウェイをぶらついて発見したもの

当日は文量が多くなりすぎて書けなかったので、今日書きます。
東映が画ニメシリーズなるものを発表していたらしいです。
ノイタミナ枠の怪〜ayakashi〜が評判が良かったからか分かりませんが、一般層を狙ったアニメを展開する模様。


公式サイト:http://www.ganime.jp/


この中で知っている作品は猫町舞姫くらいです。文学作品にはめっぽう弱いので。
更に猫町は読んだ事がありません。作家繋がりで知っているだけ。


舞姫 [DVD]

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画ニメ 猫町 [DVD]

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僕はこういう企画はかなり支持します。
元々文学作品を読む人だと、アニメは「端折り過ぎ」に映って満足いかないかもしれませんが、文学に親しみの無かった人が入り込むきっかけにはなると思いますし、昔読んだことあるけど、内容をよく思い出せない人が思い出すきっかけにもなると思います。
あと、文学作品を読む時ってある程度人生経験が要求されてきませんか?文字で読んだ風景を頭の中でイメージするのも経験に基づいてするものですし。
なので、多分経験があれば凄く綺麗な光景がイメージできるんだろうけど、この名詞が指すものを自分は見たことがない…という残念な思いをすることもあると思います。僕はそういうことがありました。
例えば、「それはあたかもグフとの初戦で、ジオンが去り際に発した投光機による激しい閃光のようであった。」とか言われても、見たことの無い人にはさっぱりですが、見たことある人は、あの超激しい映像か!とかなり具体的なイメージが湧きます。あのシーンは凄く印象的ですし。
頭の良い作家ほど、自分のイメージにぴったり合ったものをチョイスするからなのか、マニアックな例えをしたりする(気がする)ので、経験が無いと読んでもイマイチ理解できず、感動も余り得られないまま終わります。
アニメはそういう難しい作品を経験の少ない方が読む手助けをしてくれると思います。もちろん曖昧にでもイメージできれば、自分の良い方向に想像を広げられますから、そういう場合はアニメにイメージを植え付けられてしまうのが逆にマイナスに働くことはあります。でも、総合的にはプラスの方が大きい気がします。
貸し出しが始まったらこれら画ニメを観てみようと思います。


それと、月草さんへ。
30日に発売されたみたいです。

天野こずえ画集3 Cielo(シエロ)

天野こずえ画集3 Cielo(シエロ)

天野こずえさん好きは是非!