2003年私的アニメ評価その2

前回はちっちゃな雪使いシュガーまで書いたんだったな。
今回は君が望む永遠からですね。僕も観たアニメ全部についてコメントするわけではなく、どうしてもコメントしたいものだけに絞っているのですが、この年は素晴らしいアニメが多いので大変です。とてもうれしいのですが。


〜 注意です!! ネタバレあります 〜


君が望む永遠」はPCゲームが元のアニメなのですが、僕はそのゲームの方はやったことがありません。アニメが始まった時は、「そのタイトル聞いた事ある。」くらいにしか知りませんでした。で、アニメ1話はごくごく普通の話で、恋愛シュミレーションゲーム的な展開だなぁと思いながら観ていました。恋愛シュミレーションゲームは通常、前半部分では幸せな日常が描かれ、クライマックスに近づくと途端にシリアスな展開を迎えるものです(このブログ読んでる人なら知っているとは思いますが)。そういうのを前提に翌週の君望2話を観ていたわけですが・・・・・。君望はやってくれました。僕の中の常識というものを悉くひっくり返してくれました。2話にしてヒロインが交通事故に遭いました!!マジ、この時ほど衝撃を受けたのはこれまでの人生でまだ数回です。その数回に入ってしまう程の衝撃です。2話の終わらせ方もまた絶妙で、ヒロインが病院に運ばれて命が助かったのかも分からないまま終わりという内容でしたので、次の週は(君望は確か土曜日にやっていたと思う)その衝撃が頭から離れませんでした。一体このあとどんな展開になるんだぁぁ!!と悶々とした感情と共に、凄いアニメを観てしまったという嬉しさがいっぱいでした。3話の始め、主人公がいきなり友人だった水月と同棲してるし、寝てるしで、え?どうなっちゃったの?という感じでしたが、すぐに理解できました。ストーリー構成上手すぎるよageは。それからは関係者同士のドロドロとしたエゴとエゴのぶつかり合いがずっと描かれて、最終的には落ち着きます。最終回は・・・皆さん観てみて下さい。僕はあの結末には反対しませんよ。


瓶詰妖精 -Bottle fairy-」は君望とは打って変わってほのぼのとした、ふぁんたじーなお話です。タイトルは「瓶詰め妖精」という、ホルマリン漬けの妖精を想像させるようなものではありますが全然そんなものではありませんよ(笑。
小瓶くらいの大きさの春・夏・秋・冬に対応した4人(匹?)の妖精が人間になるために、人間界で(日本で)季節の行事や慣わしを勉強するという話です。
昔簡単なレヴューを書いたので詳しくはそちらで。
瓶詰め妖精過去ログ
妖精さんたちは人間になれたのかな??観てみて下さい。


BPS バトルプログラマーシラセ」は端的に言うと美紗緒ちゃんが可愛いアニメです。美沙緒ちゃんは魔法少女プリティーサミーに登場したあの美沙緒ちゃんです。原案・監督の林宏樹さんが両方手がけていることから登場するみたいです(高校時代虚野さんが教えてくれました)。僕は美沙緒ちゃん目的で観ていたに違いありません。マジなのかギャグなのか分からないような展開をみせるアニメでした。それゆえシュール感ばりばりです。でも、面白いです。はまる人ははまると思います。何より美沙緒ちゃんが可愛すぎます。プリティーサミーの時よりぷに感が増しています。


「HAPPY☆LESSON」はHAPPY☆LESSON ADVANCEの前の作品です。僕は再放送を観ていたので、HAPPY☆LESSONの方を後に観ました。ほとんどHAPPY☆LESSON ADVANCEに書いてあることと同じ感想ですね。これといって新しく付け加えることはありません。強いて言うなら、OPもEDもいいですよーってことくらいです。再放送があったということは人気があったということなのかなぁ??


この次はまた次回で。
GUNSLINGER GIRL以降のアニメについてもこの年のものは全て触れたいと思っています。
ゆっくりいきましょ。